MCP サーバーを使うと、Claude Code がプロジェクトのファイルをもとに draw.io の図を描けます。図はブラウザのライブキャンバスに表示されます。これは Web アプリと同じキャンバスで、手で編集でき、Claude は次に図を変更する前に手での編集を読み取ります。
インストール
Node.js 18 以降が必要です。ターミナルで次を実行します。
claude mcp add --scope user drawio -- npx @next-ai-drawio/mcp-server@latest--scope user を付けると、すべてのプロジェクトでツールを使えます。付けないと、コマンドを実行したフォルダでしか使えません。
Claude Code のコミュニティマーケットプレイスから、プラグインとしてもインストールできます(Claude Code 2.1.275 以降)。
/plugin install next-ai-drawio --marketplace anthropics/claude-plugins-community新しい Claude Code セッションを開始します。接続されると、/mcp の一覧に drawio が表示されます。
Codex、VS Code、Cursor などのクライアントについては、MCP サーバーの README を参照してください。
最初の図を描く
Claude が読めるものについて、図を頼みます。
このリポジトリを読んでアーキテクチャを図にしてClaude は自分のツールでコードを読み、ブラウザでプレビューを開いて、そこに図を描きます。大きな図は何回かに分けて描かれるので、図ができあがっていく様子が見えます。
ほかにも、次のような頼み方がうまくいきます。
- 「チェックアウト API のリクエストの流れをシーケンス図にして」
- 「docs/architecture.md を AWS アイコンを使った図にして」
- 「diagrams/system.drawio を開いて、新しいキューサービスを追加して」
一緒に図を編集する
- 手で編集する:プレビューは機能のそろった draw.io エディタです。図形を動かしたり、ラベルやスタイルを変えたりできます。Claude は次に編集する前に、手での変更も含めて図を読み取ります。
- 図形を指し示す:プレビューで図形を選び、「これらを青にして」「これを 2 つのサービスに分けて」のように伝えます。Claude は選択した図形を読み取ります。
- 変更を確認する:Claude の変更は数秒間枠で示されます。プレビューで Ctrl+Z を押すと、最後の変更を取り消せます。
- さらにさかのぼる:直近 20 のバージョンがキャンバスの横にカードとして並び、比較や復元ができます。Claude に取り消しを頼むこともできます。
保存とエクスポート
変更はすべて、直近 20 のバージョンとともに ~/.next-ai-drawio/<session-id>.drawio に保存され、最新の 50 個の図が残ります。後の会話で図の続きを描くには、Claude にその図を頼みます。Claude が保存済みの図を見つけて開き直します。
ファイルが必要なときは、Claude にエクスポートを頼みます。形式は .drawio、.png、.svg、.drawio.svg です。.drawio.svg ファイルは draw.io でも開いて編集できる画像なので、README ファイルに向いています。
独自の作図ルール
~/.next-ai-drawio/instructions.md に書きます。たとえば「常にミニマルなスタイルを使う」です。ルールは呼び出しのたびに描画ガイドに追加されるので、変更は再起動しなくても反映されます。使われるのは最初の 5000 文字です。
設定
環境変数でサーバーの動作を変えられます。サーバーを追加するときに -e で渡します。
claude mcp add --scope user drawio -e DRAWIO_LANG=ja -- npx @next-ai-drawio/mcp-server@latest| 変数 | 既定値 | 内容 |
|---|---|---|
PORT | 6002 | プレビューのポート。使用中の場合は、6020 までの空いている次のポートを使います |
DRAWIO_DATA_DIR | ~/.next-ai-drawio | 保存した図と instructions.md のフォルダ。off にすると保存しません |
DRAWIO_AUTO_SCREENSHOT | 未設定 | true にすると、作成と編集の結果すべてにスクリーンショットを付けます(1 回の呼び出しで 2 秒から 10 秒かかります) |
DRAWIO_LANG | 未設定 | エディタとプレビューの言語を固定します:en、zh、zh-tw、ja、de など |
DRAWIO_DARK | auto | 1 はダーク、0 はライトで起動し、auto はシステムに合わせます |
BROWSER | 未設定 | none にすると、プレビューを自動では開きません |
すべての変数と、セルフホストした draw.io を使う方法は、MCP サーバーの README にあります。
トラブルシューティング
- プレビューが開かない:Claude にプレビューの URL を聞いて、自分で開いてください。URL の
?mcp=の部分が、ページをセッションにつなぎます。 - VS Code の Simple Browser や Cursor のブラウザでプレビューが真っ白になる:このページはほかのページへの埋め込みを拒否します。通常のブラウザで URL を開いてください。
- スクリーンショットや PNG/SVG のエクスポートがタイムアウトする:これらはプレビューのタブが描画しており、ブラウザはバックグラウンドのタブの処理を遅くします。タブを前面に出して、もう一度試してください。
- 「No active session」:Claude が先にセッションを開始する必要があります。drawio のセッションをもう一度開始するよう Claude に頼んでください。